命の海と祈りから生まれた「神寶鹽」(しんぽうえん)(2025年10月号)

持つだけで、 見るだけで、 涙が流れてくる……。そんな塩に、 出合ったことはありますか?今回ご紹介するのは、 私たちの命の起源である海を、体の中に取り戻してくれる 「神寶鹽」(しんぽうえん)。

そして、 人々の健康回復だけを考えて塩作りを続け、生理食塩水や点滴の先駆者、 “ルネ ・ カントン”の生まれ変わりともいわれる、開発者の工藤清敏(きよとし)氏です。

『神寶鹽』 を使った方々からの、さまざまな病を癒した体験談は膨大な数がありますが、それだけではありません。

『神寶鹽』に出合い、人生が好転したという方も大勢います。どうして、これほどの奇跡を起こす塩を、工藤氏は生み出せたのでしょうか。それは、意識の在り方、そして塩作りへ込める「祈り」にありました。今回は、歴史に隠蔽されてきた「塩の本当の力」とともに、『神寶鹽』の秘密を余すことなくお伝えします。

取材・文◎重清京子(編集部) 構成◎編集部 イラスト◎ツグヲ・ホン多


『神寶鹽』開発者、健康回復工房所長
工藤清敏さん
Kiyotoshi Kudo
Profile
くどうきよとし◎1960年生まれ。自身の病をきっかけに医学を探求し、医療健康雑誌の編集長、日本国連環境計画「健康塾」講師などを経て、精神免疫学のページ・ベイリー博士に言葉や思想の重要性を学ぶ。20年以上にわたり全国で講演を続け、塩や海水、言霊、意識による健康回復の方法を伝え続けている。著書『免疫力が強くなる言葉の法則』(現代書林)。最新刊『塩の真実』(どう出版)は、9月24日に発売予定(P81で読者プレゼント)。


私たちは、「命の海」を体の中に宿している

ーー工藤さんは一年の300日以上、塩セミナーで全国を回られていますね。私の周りにも『神寶鹽』の愛用者が多く、ひと口舐めたときの感動は忘れられない、とよく言われます。武道を極める知人も、『神寶鹽』は体を緩ませ気を整えてくれるので、精神活動にも欠かせないのだとか。

じつは私も、出先で体調が悪くなってしまったことがあって、ふとバッグの中の『神寶鹽』を思い出し舐めてみたら、瞬間に祓われたように元気になったんです。それ以来お守りとして持ち歩いていると、人が寄ってくるようにもなりました。

『神寶鹽』を見るだけで泣く方もいると聞いており、不思議な塩だと思っています。

工藤さん(以下、敬称略) きっと、「命の故郷」である海を思い出すのでしょう。人間も動物も、あらゆる生命は海で生まれ、海の中で命を育んできましたから、海は命の起源であり、故郷です。人間はその海から離れて陸へと上がるときに、生きるために海を体の中に取り込んだのでしょう。だから、人間の体液の組成は、海水の組成とほとんど同じなんですよ。『神寶鹽』はその組成に限りなく近いミネラルの配合で作られているので、舐めるだけで細胞さんが海を思い出すのだと思います。

 

ーー私たち一人ひとりが、体の中に海を持っているんですね。

工藤 はい。海水がしょっぱいのはミネラルが溶けているからですが、私たちの体液も同じで、主にナトリウムイオン、炭酸水素イオン、カリウムイオン 、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、塩素イオンなどが含まれています。体内は、塩化ナトリウム濃度が0・8〜 0・9%、118種類の微量ミネラルバランスが整っていると良い環境ですが、ミネラルは体内では作れません。

海水には地球上の全ミネラルが含まれていますから、海水由来の塩はミネラルの複合体です。ミネラルは体温を保ち、ホルモンや酵素を調整するなど生体機能の調整役で、体内を微量ミネラルが溶け込んだ海のような環境にしておけば、細胞さんはイキイキと働きます。

『神寶鹽』が体のサビをとり、免疫力を高め、自己治癒力を発揮するのは、人間にとって必要な微量ミネラルのほとんどが揃っていて、生きるための機能がちゃんと動くからです。しかし昨今の「減塩志向」は微量ミネラルを欠乏させ、細胞さんが元気を失い、健康維持や自己治癒のエネルギーが足りなくなってしまいます。健康回復のために必要なのは、むしろ「増塩」のほうなのです。

ルネ・カントンの魂を受け継ぎ塩の真実を伝える

工藤 海水が病を癒すことは、2千年以上前のギリシャの医師、ヒポクラテスが、海水を飲んだり浸かったりすることで可能にしたという記録があります。1880年頃の日本では、兵士の治療を目的とした海水浴をさせていました。科学的に実証したのはフランスの生理学者のルネ・カントン博士で、1897年に「海水と人間体液の近似性」を証明し、20世紀最大の発明といわれています。博士は、犬のほぼすべての血液を海水に入れ替える公開実験を行ない、犬はその後も元気に生き続けました。

また博士は、「病気は体内の海(環境)の乱れや汚染からくる」と考え、当時、大流行したチフス、小児コレラの疫病患者や末期患者などに、薬をいっさい使わずに、海水調整液(カントン水)の注射をもとにした海水療法だけで、数十万人もの絶望的だった命を救ったのです。

これこそが、「点滴」の先駆けです。フランス国家は博士の功績を称えて海水療法を推奨し、1907年にパリに「海洋診療所」が開設されたのを皮切りに、フランス全域、欧米へと広がり、1982年まではフランスで、一日平均1万本の海水注射が使われていました。 博士が59歳で亡くなった際の葬儀には、命を救われた患者やその家族、当時の首相、政治家、文化人、軍人など、100万人以上の人々が集まったといいます。

 

ーーそれほどの実績がありながらも、なぜずっと「減塩」が叫ばれるのでしょうか?

工藤 「海水・塩には力がある」という真実を、知られては困る世界があるということです。メディアや病院によって、脳卒中や心筋梗塞につながるなど、塩が悪いような情報をインプットされて、多くの方が「塩の真実」を知りません。コーヒーに砂糖をバンバン入れていても、塩は「かけ過ぎだよ」って言うんです。本当はね、塩が皆さんを守ってくれるのですよ。 

皆さんも点滴をしたことはあるでしょう。緊急医療で患者に最初に施す処置は、リンゲル液(延命液)という点滴、つまり生理食塩水です。 透析液も含めて、これらの主成分は塩(塩化ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム)ですが、医療関係者は「薬」と言って与えます。成分を見ても、“塩で命をつないでいる”という事実には結びつかないんですね。

また、カントン博士は生前、暖炉の側に冬眠中の蛇を置いていたら、蛇の目が覚めたという実験から、「体温の上昇が生命を活性化させる」という発見もしています。 彼が残した研究データがあれば、より健康回復のパワーを高めた塩作りに活かせると考えて僕も探していますが、世界中の医学書・生理学書にも記録がなく、フランスにある彼の生家やお墓にも行きましたが、見つかっていません。

 

 

ーーお墓まで行かれたのですね! そういえば、工藤さんは「ルネ・カントンの生まれ変わり」といわれることが多いと聞いております。

工藤 博士のことを知る人がほぼいなくなった時代に、いろんな幸運が重なってお墓にたどり着くことができ、さらに彼を知る関係者にもつながることができました。さまざまな偶然に導かれてきたので、博士の「魂のかけらをいただいている」ようには感じています。

ーーまるで博士が「真実を甦らせてほしい」と導いてくださっているようですね。

「宝」だった塩作りが全廃となった日本

工藤 塩は5千年も昔から、世界の宝であり、貨幣であり、薬であり、命に等しい価値として扱われてきました。日本神道では神事に使われ、キリスト教の聖書には塩の大切さが多く言及されています。 古代メソポタミアやギリシャでは、塩で奴隷を買い、世界の戦争下では製塩所や塩田は国力や財力さえ左右しました。だから犯罪者には塩を与えず、敵国からは塩田を奪ってきたのです。

インド独立の父であるガンジーが、植民地解放するために最初にしたことは、インド人が塩を作れるようにしたことです。 つまり、「減塩」は処罰や支配に等しいのに、日本では国を挙げて減塩政策が推進されており、これほど減塩させられている国は世界的にも類を見ません。 過去には、1972年に「塩田廃止法」によって日本伝統の塩田が全廃され、精製塩が専売となりました。精製塩は塩化ナトリウムが99・5%以上で、微量ミネラルは含まれていません。

25年後の1997年は塩作りは解禁されましたが、その後も減塩志向によって、海水由来のミネラルが摂れない状態が続いています。 昔の日本人は、一日に30g以上の塩を摂り、糖尿病や高血圧などの生活習慣病もほとんどなく、体力もいまよりずっとあった… …。現代は男性7・5g、女性6・5gを超えると摂り過ぎとされますから、現代人は圧倒的にミネラルが足りていないことがわかります。

 

ーー工藤さんが塩の大切さに気づいたきっかけは、何だったのでしょうか?

工藤 20歳の頃、尿管結石になって入退院をくり返したことです。医者は薬で痛みを散らしてくれますが、「根本治療をしないとあの痛みをくり返す。だったら自分で治そう!」と決めたんです。 図書館で本を読み漁り、「微量ミネラルが足りていないから結石ができたんだ」と気づきました。塩が重要になると確信して、マクロビオティックを勉強するうちに、海の精株式会社の前代表、村上譲顕氏に出会ったんです。

40年に及ぶ塩の研究者であり、「自然塩復活運動」にかかわっていた村上氏から、塩の研究会の事務局長の任命を受け、一年ほどプロジェクトに関わりました。 40歳の頃には、真の健康を探求したい思いが強くなり、健康医療雑誌の編集長も務めました。その頃はまだ西洋医学に傾倒していて、病院ランキングなども提供していました。

 

 

 

塩・言霊・意識から健康を伝えていく

工藤 代替・民間・予防医学など、さまざまに研究するうちに、自然治療に鍵があるように感じました。そんな中、来日中のページ・ベイリー博士に出会い、精神免疫学に感銘を受けて学ぶことにしたんです。ベイリー博士は「意味づけが薬だ」と教えてくれました。“自分に起きた現実にどう意味づけするか”によって、体に多大な影響を与えるのだと。

当時、僕は生活習慣病の方のカウンセリングもやっていたので、病人は否定的な負の言葉や思考が多いことや、イライラや落ち込みなどの感情がミネラル不足から来ることに気づいていました。 負の言霊や感情の周波数は、体をどんどん壊していきます。しかし、言葉を変え、塩を摂るようにしただけで、心身が安定した、という方が多くいました。だから、僕は塩をはじめ、生食や発酵食品、言霊・意識・魂の学び、呼吸法や瞑想など、あらゆる角度から健康回復を伝えていくことにしたのです。

20年ほど講演で全国を回り、塩によってあらゆる不調が癒されていく実例を数多く見てくる中で、より健康回復に優れ、より波動が高い塩を届けたいと思うようになりました。 フランス・ボルドーのワインブレンドや同種療法※には、“混ぜ合わせることでエネルギーが高まる”という教えがあることを思い出し、世界中の塩田へ出向き、最終的に17種類の塩を厳選し、ブレンドレシピを完成させました。そうして生まれたのが、『神寶鹽Amateras(以下、アマテラス)』です。

※同種療法:ホメオパシーのこと。18世紀末、ドイツの医師ハーネマンが提唱した、自己治癒力を引き出す自然療法。「似たものが似たものを癒す」を原理とする。対症療法といわれる現代医学は、これと対極の「症状と反対の作用を持つ薬で抑える」ことを原理とした「逆療法(アロパシー)」である。

ーー『アマテラス』はエネルギーがとても高い波動塩としても有名ですが、その製法にはどんな秘密があるのでしょうか?

工藤 まずは、「人間の組成に限りなく近づけること」ですが、それには人間が手作りすることが重要です。 人間が関わらずに自然にできる塩は、微量ミネラルが時間とともに風化され、ほぼ塩化ナトリウムしか残りません。一方で、「釜炊き」など人間が手間暇かけて作る伝統の製法では、微量ミネラルの種類を多く塩に残すことができるんです。

 さらに、人間が作る製法の多くは、各ミネラルが結晶化する時間差を利用して、最後に結晶化するマグネシウム(にがりの主成分)を10分の1ほどしか結晶化させません。これは、海水と体液のミネラル組成は同じでも、その量はそれぞれに異なり、人間にとって海水のマグネシウム量では多過ぎるからです。 人間のミネラル組成に限りなく近づけた塩は、老廃物を解毒し、自然治癒力を発揮することができる。そのことを、古代の人々は感覚でわかっていたんですね。

『アマテラス』の由来に隠された祈り

ーー塩や波動の研究を続けてこられた工藤さんだけにしか作れない、オリジナルの製法も加わっているとお聞きしています。

工藤 『アマテラス』は、自然界の色や形などに宿るエネルギーを転写し、周波数測定器やオーリングで第三者のエネルギーテストを行ないながら、使った人の波動が最も高くなるように試行錯誤をくり返して作ってきました。 もちろん、それらの製法も大事なのですが… …最後に大事なのは、祈りかもしれませんね。

 

ーー祈り、ですか?

工藤 塩作りはね、世界中からどんなに優れた塩を集めても、作り手がエネルギーを落とすと、のエネルギーも落ちてしまうんですよ。だから、「日本中、世界中に塩の大切さを伝えるんだ!」という意志をしっかり立てて、いっさいのエネルギーを塩作りへ向けてきました。 『アマテラス』を作り始めた頃、工房の側にある神社へ、毎日お祈りに行きました。天照大御神と真言密教の宇宙神大日如来がいらっしゃる、天神神社です。

毎朝、境内までの118段の階段を昂って、感謝のお祈りをして、御神木や木々たちにもごあいさつして… …。毎日続けていたら、次第に自分が整っていって、宇宙のエネルギーをもらえるようになって、鉢の中で塩を混ぜるときに“無の境地”になっていきました。 それからは、塩作りの際は、三礼してから器に塩を入れて祈り、混ぜながらエネルギーを入れて祈り、混ぜ合わせるたびに手を合わせて祈るようになりました。

塩を混ぜる日を決めたら、食事と睡眠も整えて、嬉しいことがあった日も、嫌なことがあった日もお祈りをして、自分をゼロにしていくんです。 そうしているうちに、『アマテラス』を見るだけで癒されると言ってくださる方が増えてきて、そのとき、塩作りを見守ってくれていた天照大御神の名前をいただいてもいいかな、と思えたんです。

 

ーーそれほどまでに人々の健康回復に祈りを込めて作ってこられたから、神さまも人も応援してくれるのだと思うと、感動です… …。『神寶鹽』を置いておくと人がニコニコと寄ってくることも、わかる気がしました。

工藤 波動塩なので、波動共鳴した人が集まってくるんですよ。子どもと動物は特に顕著です。あるお母さんが、お子さんに熱中症対策としてアマテラスを小学校へ持って行かせたら、クラスメイトが舐めに集まってきて、「今日はあのお塩ないの?」と毎日聞かれるようになったそうです。

 

 

 

 

『神寶鹽』でソマチッドが活性化する体に

ーー工藤さんは2023年頃からフランスやスペインなど世界でも『神寶鹽』の販売をスタートさせたり、誰でも参加できる塩ビレッジや、チーズやチョコレートとのコラボ商品を手がけるなど、多岐にわたり活躍されていますね。“塩ファミリー”と呼ばれる『神寶鹽』ユーザーも、日本だけで5万人以上はいますよね。今後の構想はありますか?

工藤 ソマチッド※の研究者の勢能幸太郎さんとの研究がスタートします。ふだん『神寶鹽』を30g以上摂っている僕の体を調べてもらったら、ソマチッドがものすごく活性化していたそうです。


ーーソマチッドはエネルギーが活性化している環境を好むそうですから、『神寶鹽』で体内が還元されている工藤さんの体内が心地よいのでしょうね。最後に、読者の皆さまへ向けて健康回復のアドバイスをお願いできますでしょうか。

工藤 僕は病気にもなり、会社を乗っ取られたこともありました。人生は山あり谷ありですが、悪いことが起きたときこそ、次のステージが用意されています。「こうしたい」という意識を続けていれば、途中で見失うことがあっても蘇るときが必ず来て、最後は良い結果につながります。 体もまた、ゆらぎの中で生きていますから、不調のときもあるでしょう。忘れないでほしいのは、不調の症状は「病気」ではないということです。

それは体の自己治癒力の表れであり、それまでの心の癖、自分の心に偽りがあったよと、教えてくれているんです。どうか、ありがとうと言って、ご自身の細胞さんたちを労ってあげてください。 日々やらないといけないことも多いと思いますが、心がつらくなるようなことまではせず、やれることをやり、良い塩を摂り、土や風に触れ、心の学びをしながら、なるべく自分を楽しませて生きていかれるといいなと思います。 僕の作った塩で元気になりますように。応援してくださる皆さまに、心から感謝申し上げます。

※ソマチッド:生物学者ガストン・ネサンによって発見された、DNAの前駆物質ともいわれる微小生命体。ソマチッドは宇宙、鉱石、土、植物、動物などすべての存在に宿り、環境の変化に応じて形態を変え、人間の体内では病気の予防や治癒に関わっているとされている。


『神寶鹽』開発者、健康回復工房所長
工藤清敏さん
Kiyotoshi Kudo
 Profile
くどうきよとし◎1960年生まれ。自身の病をきっかけに医学を探求し、医療健康雑誌の編集長、日本国連環境計画「健康塾」講師などを経て、精神免疫学のページ・ベイリー博士に言葉や思想の重要性を学ぶ。20年以上にわたり全国で講演を続け、塩や海水、言霊、意識による健康回復の方法を伝え続けている。著書『免疫力が強くなる言葉の法則』(現代書林)。最新刊『塩の真実』(どう出版)は、9月24日に発売。
https://www.kanpouen.shop/


 

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