【Vol.7】物理学者がやさしく解説!スピと科学の素敵な関係

スピリチュアルで使われる「○次元」という言葉は、人によって解釈や理解がまちまちですが、物理学を用いると、この言葉の定義を明確にできます。そしてそれは何と、古事記の神々と大きく関係するのです!宇宙一やさしくて面白い、物理学者・周藤丞治さんによる高次の世界についての解説を、今回もお楽しみください。

文◎周藤丞治さん 構成◎編集部 


第7回 物理の次元と古事記が一致

25次元世界と9次元世界

 高次元世界という言葉は、スピリチュアルでもよく使われますね。次元は、精神波動の細かさや霊的成長の段階を表すものとして扱われます。ただ、次元の数え方にはいくつも流儀があって、混乱が生じることもあるようです。

 そこで私は、「物理で次元を数えませんか? 」と提案しています。物理であれば、次元の数え方はひとつに決まるからです。今回はスピリチュアルな皆さんに、そのことをお話ししたいと思います。

 超ひも理論では、粒子は「ひも」のような形をしています。このひもは、いつも揺らいで波動を持っています。波動の方向は、ひもによってそれぞれ違います。こうした波動を持つひもが、重力や原子力、電磁気力を伝える粒子としてふるまうと、前回お話ししました。じつは、そのようにふるまうには条件があります。

 ひもは自分が広がっていない方向だけに波動を持つことができ、その方向の数は(たがいに垂直な方向を数えると)24個だという条件です。ひもが広がる方向を含めると、方向の数は25個です。つまり、ひもは25次元世界に住んでいることが、物理学の計算でわかるのです。(図1 )

 さらに、物質粒子としてふるまうひもが現れるには、超対称性を組み込んだ「超ひも」を考える必要がありました。その場合は、超ひもが波動を持てる方向は8個に減ります。超ひもが広がる方向を含めると、方向の数は9個となり、超ひもは9次元世界に住んでいることが計算できます。

神々の世界と高次元世界

この25次元世界は、確かに存在できるのですが、すぐに消えてしまいます。私はいつも、古事記に出てくる天之御中主(あめのみなかぬし)さまを思い出すのです。大宇宙が開けて間もなく、高天原に現れてすぐにお姿を隠してしまった神さまです。

 一方、9次元世界は安定して存在し続けます。ワンネスが見えるのは、この世界です。また、超ひもの波動に物質のもとが現れて、物質世界(3次元世界)を創る準備が整った世界です。古事記で言うと、国生みをなさったイザナギさまとイザナミさまを、私は思い出します。

 超ひも理論では、25次元から9次元までは16個の次元を降りてくることになります。偶然とは思えないのですが、古事記で天之御中主さまから数えると、イザナミさまは16柱目の神さまなのです。(図2 )

 そこで私は、超ひも理論でひとつずつ次元を降りてくることが、古事記では各々の神さまのお働きとして描かれていると解釈しています。詳しくは、はせくらみゆきさんとの共著『9次元からの招待状』(きれい・ねっと)をお読みいただけますと幸いです。

 このことから、私は9次元よりも高次元の世界を、神々の世界(神界)と定義します。次回、9次元以下の世界についてお話ししましょう。


物理学者
周藤丞治さん
Profile
すとうじょうじ◎高次元世界の存在たちとの交流や、科学者、哲学者、宗教者、経営者たちとの分野を超えた対話から得られてきた、大宇宙に関する理解や新しい文明構築のヒントを、関心ある方々に向けて発信するために活動している。著書『いざ高次元世界へ』『9次元からの招待状』(ともに、きれい・ねっと)。
https://www.youtube.com/@user-fr8mj5zg2k


 

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