
宇宙の根本〝調和〟 ―ハルモニア―をいただく
哲学者であり、科学者でもあったピタゴラスが活躍した古代ギリシャでは、 「調和」(ハルモニア)という概念をとても大切にしていました。
過食や特定部位の過剰摂取などにより、身体の調和が乱れ、 余剰な栄養が体内で腐敗し、 病を引き起こす「体液病理説」の基礎ともいわれています。
その「調和」を宿した食品があります。
食物は全体でひとつのいのち、それを丸ごと、あますところなくいただく
「一物全体食」に則り、〝再発明〟された『だし&栄養スープ』です。
医食同源、同物同治といった、脈々と受け継がれてきた叡智を主軸とし、
食材が〝丸ごと〟画期的かつ斬新な方法で低分子化され 1さじ口にすれば、すばやく、振動するように全身に響き渡ります。
食の研究家が「一人でも多くの人に伝えたい」と惚れ込んだスープ、 その本質とは。
また、開発者の、込められた強い〝想い〟とは?
※月刊アネモネ2026年11月号に掲載された内容の再掲載になります。
お話◎猪股恵喜さん 取材・文◎中村いづみ 編集・構成◎松浦智子
西洋と東洋のだしの力を超える 人生を変えたスープとの出合い
もともと創作人形作家だった私が食の研究家へ転身したのは、身内のアトピーがきっかけでした。
食の大切さに気づかされ、西洋と東洋の伝統食や古代食を学びました。
現在の食の裏側に潜むさまざまな問題にも触れ、家族を守るには?真に体を整える食とは……と探求していくうちに、たどりついたのが、「だし&栄養スープ」でした。
日々の食卓を支えるダシとして気軽に使いながら、体を整える栄養スープ。
〝頼れる答え〟がそこにありました。
そもそもダシとは、素材に含まれるうま味成分や栄養素を水に溶出させたエッセンスです。
西洋で親しまれているボーンブロススープは、骨や結合組織を長時間煮込み、アミノ酸やコラーゲン、ミネラルをたっぷり含ませることで、腸内環境や胃腸を健やかに保ちます。
一方、日本のカツオや昆布のだしには、アミノ酸などの旨味成分が豊富で、自律神経を整え、心身に深いリラックス効果をもたらすことで知られます。
このダシのルーツは何と縄文時代。
長時間の煮炊きに優れた最古の調理器具、縄文土器が発見され、土器の底には山と海の幸から溶け出した〝ダシ汁〟が残っていたのです。
ダシは、約1万6000年も前から人々の味覚を磨き、身心を元気にする味として、日本の食文化のDNAとなって受け継がれてきました。
しかし、現在の大多数のダシは、伝統の味の記憶を模して工業的に作り出したもの。
「化学調味料」「酵母エキス」「タンパク加水分解物」などは、本来の食材が持つ栄養などのメリットも大きく失われ、アレルギーのリスクや、味覚のかく乱、ミネラル不足による心身の不調を招く問題を発生させています。
だし&栄養スープに出合ったとき、私は、さまざまな現代の食の問題を解決する答えを見出せる!と確信しました。
何より、化学物質を一切使わず、食材を丸ごと〝ペプチド※〟の状態にまで分解する画期的な技術に注目しました。
この技術は、西洋のボーンブロスや日本の伝統的なだしの良さを超えた「だしの再発明」であると。
その価値を一人でも多くの方に伝えることこそが、私の使命だと強く思うようになったのです。
※ペプチド:複数のアミノ酸が手をつないだ吸収へのゴールデンサイズ。アミノ酸として吸収される一歩手前で、体内に吸収されやすい特徴がある。
沖釣りで見た深海魚の破裂が 新プラント開発の成功に結実
この技術を生み出したのは、私の遠縁に あたる下瀬輝磨氏です。
ふぐの珍味メー カーの二代目だった下瀬氏は、食養学の開祖として知られる医師・石塚左玄氏の影響を受けていた父親から「魚を丸ごと食べることで天寿が全うできる」という言葉を託されました。
その遺言を胸に、40年もの歳月をかけて技術を考案したのです。
開発のヒントは、沖釣り。
深海にいた魚が一気に水面まで引き上げられ、気圧の差で内臓や目が飛び出たのを見たときです。
「この気圧の差を利用すれば、食材を丸ごと分解できるのではないか」とひらめきから生まれたのが、「真空高圧煮熱方式」によるプラント技術です。
60度の圧力容器の中で、高圧から減圧への急激な変化を起こして、魚の細胞壁や肉質を破裂させ、一気に真っ白なエキス状にまで乳化させます。
60度以下で処理するので、たんぱく質は熱変成を起こさず、素材の持つ力や生命情報をそのまま保つことができるのです。
この段階で、食材の分子の大きさもかなり小さくなりますが、さらにNASAの技術でも知られる高度な「限外ろ過膜」を取り入れ、最終的にペプチドサイズまで分子を小さくしました。
これは、飲んだ瞬間にすっと体に吸収されるほどのレベルなのです。
下瀬氏がこの技術を生み出した原動力には、魚を扱うメーカーとして、魚の使用部位、残り6割を廃棄してきたことへの罪悪感もあったと思います。
命を無駄にすることは、命の尊厳を損なう行為だと強く感じていたのです。
今では、取り出した水を洗浄水にす るほど食材を大切にしています。

この表は、一般的なだしパックや煮干粉末との比較ですが、そのほかの市販の顆粒だしの大多数は、化学合成・抽出された食品添加物(調味料アミノ酸等)や、化学的に処理して作られた調味素材(たん白加水分解物など)が多く含まれています。
食材丸ごと一物全体の効果 陰陽調和やデトックスにも!
魚を丸ごと食べることは、命を粗末にしないだけでなく、重要な意味があります。
それは、食養学の基本原則である「食材を丸ごといただくこと」=「一物全体」という考え方です。
食材は全体で一つの生命体としてバランスが保たれるという理論です。
たとえば、魚の刺身には、体に有害な重金属も含まれています。
ところが、廃棄されている骨やヒレなど残り6割の部分に、セレンなどの微量ミネラルがあり、この微量ミネラルが重金属の排出を助けてくれるのです。
まさに〝丸ごといただく〟ことで、身体を守ります。
また、一物全体は陰陽のバランスを調えます。
東洋医学では、体や食べ物には体を温めるといった「陽」と、冷ますなどの「陰」の2つの性質があり、このバランスを保つことが健康の基本と考えられています。
たとえば、ダイコンの場合、白い根は「陽」、緑の葉は「陰」の性質を持っており、根と葉を丸ごと食べることで「陰」「陽」のバランスが整い、心と体の健康に繋がります。
根よりも葉のほうがミネラル成分が豊富なことも重要です。
さらに、丸ごと食材を食べることには、薬膳の「同物同治(どうぶつどうち)」の知恵や、生命が持つ自然のリズムや響きと共鳴する奥深い世界にも通じます (囲み参照)。
古くからの伝統の知恵・一物全体には、 現代にこそ必要な健康習慣へとつながる、 大きな可能性が秘められています。

引き算の栄養学 アミノ酸系×核酸系で旨味8倍
食の研究を続けるうち、現代人に必要なのは「引き算の栄養学」ではないかと思うようになりました。
現代栄養学はタンパク質などの栄養を積極的に摂り入れる〝足し算の栄養学〟ですが、東洋医学にルーツを持つ石塚左玄医師らは「病気の原因の多くは食べ過ぎにある」と説きます。
古代ギリシャのピタゴラスも「人間の病気は過食に起因する」と説き、ピラミッドの碑文には「人は食べる量の四分の一で生きている」と刻まれているほどです。
実際、多く食べるほど消化酵素を大量に使い、内臓は休めず、排泄も追いつかず老廃物が蓄積、腸内では未消化物が腐敗して有害ガスが生まれます。
また、老化や病気で、栄養を運ぶアルブミンというたんぱく質が少ない人は、食べても吸収できないという現実もあるのです。
足すよりもまず出すという引き算の栄養学こそ、大切なのではないでしょうか。
だし&栄養スープは、ペプチドの状態で、すっと吸収され、消化の負担がほとんどないため、排泄を妨げないという点でも現代人にはぴったりなんです。
あれこれとお話してきましたが、なにより大切なことは、感謝して食べることです。
あれが悪いこれがよくないと思って食べると、どんな食べ物でも毒になってしまいます。
逆に、あまり体によいと思われないものでも、感謝して食べれば、消化力、解毒力も高まります。
感謝して食べるとは「美味しい」と思って食べることです。
だし&栄養スープには、遊離したアミノ酸が豊富に含まれます。
アミノ酸は、タンパク質の中に結合していると味を感じませんが、遊離すると〝美味しさ〟を発揮します。
うまみ成分が「遊離アミノ酸」の状態で含まれているため、少量でしっかり味が決まるのです。
また、昆布と無臭ニンニクの「アミノ酸系うまみ」×カツオとカタクチイワシの「核酸系のうまみ」の相乗効果で、うまみ8倍以上の奥深い味わいを実現しています。
その配合レシピは、三百年以上の歴史を持つ老舗料亭の料理人や、自然食品店の会員など、27万食もの試食を重ねて磨かれました。
たった1さじでも〝美味しさへの扉〟を開き、生命力を満たす瞬間へ変える力があります。
その大切な瞬間が、一人でも多くの方の心と体に届くことを願っています。
インドの国家的医療などで知られる代替療法・ホメオパシーは、物質を天文学的数値で希釈・震盪し、その物質が持つ「情報」のみを水に転写、砂糖玉などを介して体に「振動」として伝達する同種療法です。
だし&栄養スープには、〝振動〟という点で共通点があります。
気圧差による乳化・低分子化で、物質としてはペプチドレベルまで小さくなり、同時に、素材が本来持っていた生命のゆらぎがスープに溶け込んでいます。
栄養素としてだけでなく、自然のリズムに根差した素材の生命情報を丸ごと味わい、体のすみずみまで響くような食のスタイルとして楽しめるのです。
元気な体を維持するには、消化した栄養を必要な場所へ届ける「運び屋タンパク質」の働きが不可欠です。
代表的な運び屋にアルブミンがあります。
しかし、現代人はストレスや消化力の低下により、この運び屋が不足しがちです。
なおアルブミン値が高いと、筋肉量が増え、肌が艷やかに、髪や爪もきれいになるという、嬉しい効果もあります。
一方で、消化力が落ちると、タンパク質を十分に分解できず、肝臓でアルブミンを作れないため、「食べても栄養が全身にうまく届かない」悪循環に陥ってしまうのです。
だし&栄養スープはすでにペプチド状態のため、肝臓に速やかに届き、運び屋の合成を助けます。
運び屋が増えると、タンパク質やミネラルなどが必要な場所にスムーズに運ばれるようになります。
さらに、ペプチド状態のタンパク質はアレルゲンにもなりにくいという利点があります。
薬膳の知恵「同物同治」も発動!
中国の伝統医学や薬膳には、「肝臓が弱ったら動物の肝(レバー)を食べる」「関節が痛むなら節々の部位を食べる」「目が弱ったら魚を目」というように、弱った部位と同じ(あるいは近い)部位を食べると元気になるという考え方があります。
これを「同物同治」と言います。
だし&栄養スープは、いわしやかつおの頭や目、骨や内臓まで丸ごと使っています。
スープ1袋にイワシ約200匹もの全身の恵みが凝縮されているのは、薬膳ライフの心強い味方です。
同物同治の知恵が発動し、今の自分に必要な栄養が、スッと届く実感を味わえます。
Q1:血糖値が上がりやすいのですが大丈夫ですか?
A1:酵素で分解され、ブドウ糖になる一歩手前まで分解されていて、即エネルギーになる〝やさしい糖〟ですが、一方で、血糖値を気にされる方は、食前ではなく、食中か食後に飲まれると安心です。
また、低血糖の方からは喜ばれています(あくまでも個人の感想です)。
Q2:ヨード(ヨウ素)の摂り過ぎにはなりませんか?
A2:本商品でカップ一杯の栄養(ペプチド)スープを作る場合の目安量は、大さじこんもり1さじ程度(約10g)です。
1さじ当たりのヨード量は約190㎍で、成人のヨード耐容上限量3,000μg/日(妊婦の耐容上限量2,000 μg/日)を下回る安全な範囲に設計されています。
なお、橋本病など甲状腺疾患でヨード制限を受けている方やご不安な方は、かかりつけの医師にご相談いただくか、本商品のヨードフリータイプ(個別対応)のご利用をおすすめいたします。
カラダ喜ぶ、旨味8倍! 27万食の試食で実証された、抜群の美味しさ『 だし&栄養スープ』

いわしやかつおなどを〝丸ごと〟使用。
スプーンたった大さじ山盛り1杯で、いわし約4~5匹分に相当する栄養量です。
必須ミネラル(亜鉛・鉄・銅・マグネシウム・カルシウム・ナトリウム・カリウム・セレンなど)を幅広く網羅し、日々の不足分をしっかり補ってくれます。
何より、とにかく、美味しい!
①「遊離アミノ酸」状態のうまみ成分 ②昆布、無臭ニンニクに含まれる、タンパク質を構成する「アミノ酸系」 ③カツオやカタクチイワシ、椎茸に含まれる「核酸系」 うまみトリプル効果で、奥深くコクのある味わいを実現。
それが、毎日に寄り添う手軽さ・使いやすさで、和食・洋食・中華など、あらゆる料理に馴染みます。
忙しい方は、お湯や水に溶かすだけでも。
手軽な栄養補給として、スポーツドリンクやプロテイン代わりに飲むのもおすすめです。
『だし&栄養スープ』はアネモネ公式通販サイトで購入可能です。
商品の詳細はこちらをご覧ください。
日本ネッシン協会 会長
猪股恵喜さん
Profile
いのまたけいき◎古代食研究家。カタクチイワシの加工工場を営む両親のもと、自然環境に恵まれた熊本県天草市にて育つ。身内のアトピーをきっかけに創作人形作家から食の研究家に転身。マグバガン・レポートによるデザイナーフーズ計画(植物性食品によるがん予防)に触発され、古代食を研究する。平成13年に『有限会社千年前の食品舎』を設立し、平成19年より『くうふく自然良法普及会』を主宰。現在は、水分補給のみで栄養がとれる、低分子のペプチド化した一物全体食「だし&栄養スープ」を普及している。
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風の時代となり、
私たちは地球人から宇宙人へと変容していきます。
それに伴い、仕事に対する考え方なども変わっていくことに。
そのコツをつかむか否かで、
宇宙から吹いている光の風に乗れるかが決まるのです。
新しく始まるこの連載は、
私たちの意識を、風の時代仕様に変えながら、
「遊びが志事になる」方法論を
市村よしなりさんにレクチャーいただくもの。
いままでの地球ルールに縛られ、
個性や才能を開けなかったスターシードの魂さんが、
宇宙から持ってきた宝物を、
自他の幸福のために使う珠玉のノウハウを
わかりやすくお伝えしていきます。
第1回は、すべての根底となる
ベースの考え方から学んでいきましょう。|| 編集長
風の時代となり、
私たちは地球人から宇宙人へと変容していきます。
それに伴い、仕事に対する考え方なども変わっていくことに。
そのコツをつかむか否かで、
宇宙から吹いている光の風に乗れるかが決まるのです。
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