地球の声を聴き、「緊急地震速報音」を作った 音の設計士が語る音遊録
月刊アネモネ 2026年7月号おすすめ記事
この世に誕生する前、まだ目の見えない胎児のとき、
私たちはお母さんのお腹の中で、心臓の鼓動や血流音を聴いていました。
無意識でも働き、360度の球状全方向からの情報をとらえる聴覚は、
それだけ生命に近いところにある器官といえます。
現代はさまざまな音にあふれ返っていますが、
無秩序な音や喧噪に取り巻かれている環境の中で、
私たちはどのように音と向き合うべきなのでしょうか。
水の戯れや風のゆらぎ、森の静寂……
自然界が奏でる“ 地球の声”に心を澄ませながら、
相棒の“サイバーくん(バイノーラル収音装置)”とともに世界50ヵ国をめぐり、
環境音楽という新たな地平を切り拓いてきた小久保隆さんは、
「人・音・自然」を結び直し、新たなフェーズへと引き上げる“ 音のマイスター”。
“ウィン、ウィン、ウィン”という携帯から流れる緊急地震速報音や
電子音マネーID 決済音、電話の呼び出しメロディ音など
日常のシーンで誰もが「聞いたことある!」サウンドの作り手でもあります。
音の設計士であるサウンドデザイナーと、アーティスト。
似て非なる2つの顔で、“ 音とその間あわいの響き”に向き合い続けてきた小久保さんに、
音と人との心地よい関係や、音が秘めた可能性について語っていただきました。
アネモネのファンでもあるという小久保さんが初登場となる記事、
ナチュラルハーモニックであたたかなお人柄や大きな足跡、
素敵な宇宙観とともにお楽しみください。
目次
- 「音環境デザイナー」と「アーティスト」2つの顔
- 空になるためのトレーニング
- 緊急地震速報の音
- これからの学問「サウンドデザイン」
- 音の力の再定義
- 宇宙的な調和を求め駒ヶ岳へ
- チャネリングモードに入る瞬間
- 16小節の音の方程式
- 世界中の自然音を探し求めて
- いちばん感動したこと
- 神社で参拝する感覚で
- 自然音=癒しの音ではない
- 音は色や絵よりも“ 調和”を体現しやすい
- 癒しの成分といわれる倍音のウソ
- CD規格や配信型音源のデメリット
- 宇宙船の中で見た「音と光の統合芸術」
- 音で風を感じる
- 音の啓示を与えているのは“ 宇宙のプログラム”
- 創造主の遊びとパラレルワールド
誌面イメージ
続きは本誌でお楽しみください
この記事は月刊アネモネ2026年7月号に掲載されています。
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