月刊アネモネ 2026年12月号おすすめ記事
学校とは、本来どのような場所なのでしょうか。
決められた時間に登校し、同じ年齢の子どもたちが同じ教室に集まり、同じ内容を学ぶ。
そして一定の基準に沿って評価され、次の段階へと進んでいく。
長い間当たり前とされてきたこうしたしくみは、
はたしてすべての子どもたちに合っているのでしょうか。
滋賀県甲賀市にある「やまなみ工房」で、
長年にわたり障害のある人たちの表現活動を支えてきた施設長・山下完和さん。
そして、アフリカ・ブンジュ村での体験から得た学びを伝えながら、
各地の教育現場でも、多くの人と交流を続けているペンキ画家・SHOGENさん。
二人に共通しているのは、人を予め決められた枠に当てはめるのではなく、
その人自身を見つめ、力を発揮できる環境の在り方を考える姿勢です。
子どもを既存の枠組みに合わせるのではなく、その人に合った環境を考えること。
できないことを変えようとするのではなく、
「好き」や「得意」、あるいは「わからない」という状態さえも受け止めること。
そんな二人の眼差しを通して、これからの教育と、人と人との関わり方について考えていきます。
目次
- 個性を大切にすると言いながら、同じ基準で測っていないか
- 「置かれた場所で咲く」ことを求めすぎていないか
- 「気にかけてもらえる」と生きる力を取り戻す
- 評価よりも、まず「今日のあなた」
- 子どもだけでなく、先生にも「自分でいられる場所」が必要
- 「正しい人」をつくるのではなく、違う人どうしが暮らせる場所を
- 待つという教育ーー(ダーシ) その人の時間を信じる
- 学校は、朝から行く必要が本当にあるのか
- 年齢で区切ることも、本当に必要なのか
- めざしたいのは、しくみを人に合わせる教育
- 安心がなければ、表現も学びも生まれない
- 教育とは、人ではなく、環境を問い直すこと
- 誰かの「咲ける場所」が見つかる1冊
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この記事は月刊アネモネ2026年12月号に掲載されています。
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