【Vol.5】光を食べる5次元レシピ | ふきのとうの天ぷら 葛あん添え

雪解けの頃にいち早く芽吹き、春の訪れを告げるふきのとうと秋冬にかけてじっくりと、その根に結晶を蓄える葛は大地の滋養にあふれた “土”のスピリット。毒素を排出し、グラウンディングを促してくれる“芽”と“根”のエネルギーです。令和の春分に向かって、星ごと上昇しつつあるいまだからこそ、しっかりと星(地球)につながることのできるレシピを、タド・ジュンコさんにご紹介いただきます。

レシピ・文・写真◎タド・ジュンコさん

スピリチュアル料理研究家
タド・ジュンコさん
Profile
余命宣告から生還した人々と、治療家、医師を多数取材。医療機関と提携した食生活指導の経験を持つ。現在、緑に囲まれた小さな教室で、健康とスピリチュアルな目覚めをテーマとしたベジタリアンスタイルの食コンサルティングを行っている。ワンネスフード協会代表。http://tado-junko.com/


芽と根の霊力が織りなす
ふきのとうと葛の二デュエット重奏

土のエレメントとつながり星ごと上昇する春のアラカルト

この星の大地に愛されながら花開くときを待つ蕾たち

キーンと冷えた朝、庭に光が差しこみ、ふきのとうの姿を認めたときの嬉しさ! 真冬には視界から消えるふきですが、地中ではふくふくと、花開く準備が整っていました。 そう、春はすぐそこにありました。この星の大地はたくさんのいのちを慈しみながら、太陽の周りをめぐる旅を続けています。そして幸いなるかな、北半球ではやがて春の光の中を訪れようとしているのでした。 古来、「春は苦味を盛る」といわれ、木の芽や蕾つぼみを食して、冬の間に体内に滞留した毒素を排出する習わしがあります。そこで今回は、ふきのとうと葛の根で土の氣を用いつつ、心・体・魂を整えてゆきます。

根と芽吹きのエネルギーが春分に向けて織りなすもの

ふきのとうは、地球の求心力によって潜っていた土中から、覗くように蕾を出して花ほころぶという、まさに冬から春へと広がるエネルギーを体現していますね。そんな姿を生かしつつカラリと揚げて、熱々のあんをたっぷり添えていただきましょう。衣とあんに使った葛は、秋に可憐な紫の花を咲かせる、蔓つる性の植物です。厳寒期に山野に分け入り、大きな根を掘り起こし、希少な白い結晶を抽出するのが、伝統的な葛粉の製法。とても手間のかかる仕事です。そのため家庭用のレシピでは、馬鈴薯や甘かんしょ藷でんぶんなどがよく使われています。もちろんそれでもいいのですが、バイブレーションは、葛とはまったく違うものとなります。

いまの食の世界は、ノイズが混在しています。贅を尽くすという意味ではなく、本来のものと出合ってゆきましょう。油も、遺伝子組換え原料ではない、圧搾製法のものがおすすめ。アロマや天然石を選ぶように、食べ物も、あなたを助けるものをていねいに選ぶとよいですね。春のエッセンスが凝縮したふきのとうの苦味と、霊力さえ感じる葛の粉は、神人である私たちの心身を温め、「おり」を一掃し、癒してくれるでしょう。私は、これでハートがあたたまるような氣がします。響くところは人それぞれで、どれもが正解。ぜひ試してみてくださいね。いよいよ、令和の春分へと動き出すとき。星ごとシフトアップする祝祭の中にいる私たちは、土のエレメントともしっかりつながることで、上昇してゆくのです。

年末は例年、地元神社の神職の方々に、ヴィ―ガンカレーを納めているというタドさん。
ターコイズブルーの瓦が美しい社殿は、築400年の木造建築。御祭神は建御名方命と大山咋尊です。

ふきのとうの天ぷら 葛あん添え

熱々の葛あんの上に咲いたお花のような、ふきのとうの天ぷら。
「揚げ油に少しごま油を加えると、コク が 出 ます 」とタドさん 。

葛あん

【材料(2人分)】

  • 干し椎茸 1個…A
  • 水 200ml…A
  • 酒 大さじ1…A
  • 生姜汁 小さじ1…A
  • 天然塩 小さじ1/4…A
  • 本葛粉 10g 
  • 醤油 大さじ1

【作り方】

  1. A をぐらぐら煮立て、旨味を出す。
  2. 葛粉を3倍量の水(分量外)でよく溶き、混ぜつつ鍋に加えて加熱し、とろりと透きとおらせる。
  3. 醤油を加えて温め、器に注ぐ。

ふきのとうの天ぷら

【材料(2人分)】

  • ふきのとう 4個
  • 葛粉 5g
  • 水 大さじ1
  • 菜種にごま少々の合わせ揚げ油 適量

【作り方】

  1. ふきのとうは表面をふきんで拭き、萼がくを広げておく。
  2. 葛粉を水で溶き、ふきのとうをくぐらせる。
  3. 170度の揚げ油に花を下向きにして入れ、萼が広がるようにカラリと揚げる。
  4. 葛あんを注いだ器に、ふきのとうを乗せる。
Point

葛の霊力を体感するタドさんは「本葛マスト!揚げ衣も、あんも、葛でんぷん100%の本葛粉を」と力説。大きな結晶のこともありますが、水に溶いて使えます。ふきのとうは萼がくを広げておくことで、萼が花びらのように広がり、かわいらしい形に揚がります。


スピリチュアル料理研究家
タド・ジュン コさん
Profile
余命宣告から生還した人々と、治療家、医師を多数取材。医療機関と提携した食生活指導の経験を持つ。現在、緑に囲まれた小さな教室で、健康とスピリチュアルな目覚めをテーマとしたベジタリアンスタイルの食コンサルティングを行っている。ワンネスフード協会代表。http://tado-junko.com/


おすすめの記事